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夢の実現に向けてさらなる一歩を (Section 4)

共感

その夜の食事のとき、私は彼に聞いてみました。
「あなたはドバイに近未来的なビルを2棟も立てるような世界的にとても有名な建築家だ。今回のプロジェクトは20坪しかないのに、なぜそんな小さな医院の内装を引き受けてくれたの?」
「確かに、このプロジェクトは私にとって最も小さなプロジェクトだ。
一つ目の理由は日本で初めての仕事だから。私は日本で仕事をしたかった。
二つ目の理由は表参道という場所がよかった。
そして最後の理由はあなたが歯科界を革新したいという言葉に共感した。
私たちはあなたのことを調べた。非常に革新的なことをしようとしているし、現在の内装を見ても面白い、普通の歯科医院ではない。私たちは革新を専門の仕事としている。私は歴史の中で革新がどのようにして起こって、どのように歴史が変化していくかを研究してきた。
20坪と小さいことは気にしないで良いよ。大きな建築には大きな建築の作り方がある。小さなものは小さくまとめなければいけない。それは大変難しい作業で、仕事としては一緒だ。小さなものの中に最高のものを詰め込む。いわゆるジュエリーを作ることと同じだ」
「ジュエリーか」
私はその言葉に感動しました。



次の日から建設会社との打ち合わせが始まりました。
私たちには前もって決めていたことがありました。最初に数社建設会社を選んでおいて、お互いに秘密にし、絶対に接触させない。相見積もりを取ってその中から建設会社を選ぶ。談合を絶対に避ける。
これは大変な仕事です。各社に同じ説明を何回もしなければいけないのですから。

最初の打ち合わせは散々なものでした。
「日本では消防法があるからその材料は使えない。その材料も使えない。それは建築法で認められていない。それは何メートル以内でなければいけない。そこにはこれを使わなければいけない決まりがある。そんなやり方できるわけない。もしやるとしても莫大な費用がかかる。本当に払えるんですか?」
立ちはだかる法律の壁。決り。決り。決り。
海外で認められているものがどうして日本では認められていないのか。
世界基準にしなければどんどん日本は世界から取り残されていく。
海外では簡単で安くできるものがどうして日本では作ることができないのか。世界とのデザインの差は日本の法律に問題があったのか。
「斉宮さん、あなたのやり方は間違っています。まず、最初に日本の建築家を決めてその方が海外の建築家とのやり取りをする。建設会社の選考から、海外の建築家のデザインを日本の法律にあった方法や材料に落とし込みをする。そうすればわざわざ海外から建築家を呼ばなくても済むし、全部こちらでできる。そのほうが安上がりだ。」
あたかもあなたは何も知らないというように。
確かのそのとおりだと思う。手間もかかるし、コストもかかる。
でも僕はラヒムを信じてみようと思った。
「ラヒムだってはじめて日本に来たわけだから、日本の方法がわかるはずがないし、私たちだって何も知らないのだから。でも今までと同じ方法論を取っていたら、今までと同じものしかできないし、果たして本当に革新的なものはできるのか」
立ちはだかる多くの壁!
果たして本当にできるのだろうか。
殆ど赤子のように扱われ、鼻で笑われているのを感じた。
「絶対に変えない。絶対にやりぬく」
なんとか、次回来日のときに見積もりを出してもらうように取り決めることができました。



ユニット選び

歯科材料会社との打ち合わせ
歯科診療台はデザインの中で重要な位置を占めます。材料会社にいくつかの候補を出してもらいました。
それをラヒムに見せると
「だめ、かっこよくない。それもだめ。それもだめ。実際のものを見てみたい」
それからが大変でした。その場で歯科メーカーに電話をかけタクシーで見に行きます。赤坂、品川、お台場、そして原宿。
結局、どれもだめ。
「イタリアから輸入できないの?」
「メインテナンスのことを考えればちょっと厳しいと思うけど」
「あなたの好きなものを選んでいいよ。それにあわせてデザインを考えるから大丈夫!」
と言われ何とか決めることができました。
はっきり言って大変でした。タクシー代も馬鹿にならないよー



いよいよ契約

契約
ラヒムが帰国する最終日。
彼と一緒にやっていくには、まず契約を結ばなければいけない。
彼の提示する金額を見た私は
「た、高かー」
高いとは思っていたけどこんなに高いとは
「安いだろ。僕の契約料は高くないほうだよ」
「いやそんなことないよ」
「日本ではどれくらい?」
「3分の1か4分の1」
「Oh my God!」
ど、どうしよう。でも決断せねば。
「僕にとってこのプロジェクトは日本ではじめてのものだから大切にしたい。普通はしないけど、OK今回はこの料金でいいよ。この料金だと本当は他の人が担当になるんだけど、毎回自分が日本に来るよ」
とディスカウントしてくれました。そして4回来日することが決まりました。
「お金がないのがわかったのかな。だから気を遣ってくれたのかな。まだまだ高いけど、ここは清水の舞台から飛び降りた気持ちで」
そして契約。
次回は1ヵ月後に来日することが決まりました。

ついに始まった・・・・


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