歯を削って差し歯にしたほうが、早く終わると思うけど・・・。
「差し歯にすると、長い年月の間に、歯ぐきが黒くなったり、平均7年で作り変えをするので、余分に出費がかかります。」
確かに歯を削って差し歯をかぶせてしまえば、数回の治療で終わります。歯の神経を抜いてしまうので痛みもほとんどありません。でも本当にそれでいいのでしょうか?
岡山大学歯学部の研究結果によると、差し歯は7年しかもたないのです。そのたびに高額な治療費がかかります。そして最後には、歯を失ってしまいます。若い頃に差し歯の治療をしていたらこんなことも考えられるのです。
また、歯ぐきが黒くなっている方を見たことはありませんか?あれは、差し歯にした歯に金属が溶け込んで黒くなり歯ぐきから透けて見えているのです。歯を削るという行為は、確実に歯の寿命を短くしていきます。
矯正治療は自分の歯を削らずに並べることができます。そのときは時間とお金はかかりますが、長い目で見れば安い治療費で長く自分の歯を残していくことができます。
年をとった時、自分の歯で食べられる幸せを考えてみてください。矯正治療は第一選択肢ではないでしょうか?